重度認知症デイケア「しおさい」では、毎日、体操、脳トレ、レクリェーション、創作活動など、様々な活動を行っています。

その中でも今回は午前中に行っている「創作活動」について紹介します。
前回は、四月に向けて「桜と菜の花のある風景」の壁画制作を行いました。
作業の内容は桜は①花びらを塗る、②花びらを切る、③花びらを花の形に貼る、菜の花は①お花紙を丸める、②台紙に貼る、というとても簡単なものです。
簡単な作業ではありますが、模造紙6枚にもなる大きな作品だったので、利用者様も時間いっぱい集中して作業に取り組みました。
パーツが出来上がり、作品が完成した際には、「きれいね~」と笑顔が見られたことで、この笑顔を記念にと撮影を行いました

そして今回は、童心に返ってもらおうとこどもの日に向け、「鯉のぼり」を作りました。

鯉のぼりは、うろこを一枚一枚ちぎり絵で作り、沢山のうろこを貼り合わせ大きな鯉のぼりを作り上げました。うろこを作っているときには何を作っているのか分からない方もいましたが、形になると、「鯉のぼりになるのか~」という驚きや、「立派ね~」と歓声もあがり、日頃見られない利用者様の笑顔も見られたことに、喜びを感じました。
3匹の鯉が利用者様の頭上を優雅に泳いでいます。

最後に、今回ブログを上げさせて頂いた作業療法士の横山といいます。
今年の1月より「しおさい」に配属となりました。
認知症というと、主な症状として「覚えられない」「忘れてしまう」という記憶障害があります。いわゆる認知症の中核症状です。
認知症では「記憶障害」をはじめ様々な症状がありますが、「感情」は比較的に残る機能です。
たとえば、今日やったこと「風船バレー」は覚えていなくても、その時の感情「楽」は長く残るものです。
「しおさい」に来て、笑い疲れて、家に帰ったら、良い気分でぐっすり寝る、それが理想だと思っています。
そんな「しおさい」になるよう、スタッフと共に工夫をしながら、様々な活動を行っていきたいです。