2019年11月27日(木)に、宮崎県看護等研修センターで第25回宮精協看護・コメディカル研修会が開催されました。
県内各地の病院から22事例が発表され、当院からも3事例の発表をしました。
様々な事例があり、多職種で連携したものや訪問看護の利用者への対応や反応を研究したもの、誤薬を防ぐため作業内容を研究したものなど、コメディカルの研究等もあり幅広い分野での事例の発表がありました。私は普段管理栄養士として食事を通して医療に携わっています。業務内容は主に患者様の栄養状態等や疾患の把握を行い、それに見合った食事を考え提供しています。それに伴って栄養相談なども行い患者様一人一人への個別対応を心がけています。
私は今回研修会に初参加で、座長を努めさせてもらいました。座長は研修会が開催される数週間前に担当する事例の原稿に目を通す事が必要となります。薬物に対するアセスメントや看護師の業務に関することなど自分の専門ではない分野の担当で、座長として役目が果たせるのか不安でたまりませんでした。名前を耳にしたことがある程度の薬や知らない看護の単語等が多く出てきて内容を読み取ることに苦戦しましたが、質問や総評を行うため解らない言葉がないよう調べ、準備も念入りにして本番に臨みました。文章からでは読み取れないことは、当日に発表者と話すことで情報を仕入れたりしました。
初の座長ということもあり緊張もありましたが、他院の多職種の方々とコミニュ二ケーションをとることができたり、普段の業務だけではそう得ることの出来ない専門職以外の勉強が出来た貴重な経験となりました。
今回学んだ事を当院のスタッフで共有し、日々の業務に活かして行きたいと思います。
吉田病院 栄養管理課 甲斐