年末年始、例年同様に季節の行事食献立を実施しました。
クリスマスケーキは、12月24日に寅彦のチョコレートケーキを提供しました。いつもお一人分ずつかわいい箱に入って届きます。昨年と比較し、生地がふわふわになっていると好評で、一段と美味しくなっている様でした!ケーキの上の飾りは、高齢の方でも食べやすいように、砂糖菓子ではなく、チョコレートなどの口どけの良い物で作って頂けるようにお願いしました。箱を開けて見るまではどんなケーキかわからないため、栄養課スタッフも毎年のぞき見るのを楽しみにしています。
咀嚼嚥下の状態によって、ケーキを食べることが出来ない方には、今年も栄養課手作りのパンナコッタが提供されました。昨年と同じ盛り付けとなりましたが、生クリームやゼラチンの量を調整し、冷却温度も見直して、より均一でなめらかな仕上がりとなりました!
12月24日の夕食はフライドチキンをお弁当仕立てでお出ししました。普段の献立より品数も多くなり、ボリュームがあります。患者様は15時のおやつにケーキを食べているため、残食が多くなるのでは、と心配もありましたが、多くの患者様が完食されていました!
昨年同様、残念ながら、リハビリテーション課主催の、6つの病棟合同で行う大クリスマス会は中止となりましたが、クリスマスメニューで少しでも雰囲気を味わって頂けたら嬉しく思います。
また、大晦日には年越しそばやちらし寿司、お正月にはおせち料理を提供しています。
おせち料理は、1品1品に意味を込めた、日本人が大切にしてきた文化です。おもちなど、提供する事のできない物もありますが、入院中でもお正月らしさを実感できる献立作り、見た目も華やかな盛り付けなどを心がけています。
これからも、患者様に楽しみとして頂ける給食を提供できるよう、精進してまいります。