延岡の夏といえば・・・山下新天街の七夕まつり!
今年も作品を作って、参加しました。今年の「しおさい」のテーマは利用者様からの提案で県指定の天然記念物「アカウミガメ」でした。テーマを決める数日前に長浜でのアカウミガメの産卵のニュースがあり、皆で話しをしていた所でした。
利用者様全員が作業を分担し、作り上げました。
背景はお花紙で花を作り、砂浜をちぎり絵、亀を丸めたお花紙やちぎり絵、卵の殻は卵の殻を使い、貝は紙粘土、魚は塗り絵、珊瑚はフェルトで縫い物、海面は段ボール、波打ち際には綿・・・作業は多岐にわたりましたが、利用者様それぞれの得意なこと(縫う、ちぎる、貼る、塗るなど)を行い、部分的に作りあげた物を合体して、大きな作品として完成しました。
作業をする利用者様は愚痴一つもらさず、いえ!時々、もらしつつ、しかし!真剣に取り組みました。
制作の序盤は完成形が見えず、どうなるんだろうと、ただ必死に作業をしていましたが、徐々に形が見えてくると、作業する顔にも笑顔が見られました。
完成すると、利用者様もスタッフも手を叩いて喜んでいました。
7/6から7/14の七夕まつり期間中、スタッフや数名の利用者様は家族と一緒に山下新天街を訪れていました。完成形はしおさいで見ていましたが、現地で飾られているのを見て、再び感動したと、感想を言われていました。利用者様の家族、事務局の方々、他部署のスタッフなど、色々な方からお褒めの言葉を頂きました。
今年は、「夕刊デイリー賞」を頂きました。また、持って帰ってきた作品は外来待合室の壁面に飾らせてもらっています。ぜひ、見に来てください!
来年も!来年も・・・多分!頑張ります!!
作業療法士:横山