9月21日に開催された第6回認知症疾患医療センター合同研修会に参加してきました。
この研修会は昨年までリモート開催でしたが、今年は久しぶりに対面での開催となりました。当院の職員も含め、約140名のコメディカルの方が参加されました。
今回のテーマは「認知症高齢者のADLを低下させないための取り組み」です。私は「認知症高齢者の摂食動作を低下させないための工夫」について発表しました。
私を含め、5病院すべての発表者が作業療法士でした。様々な職種の方が集まり、認知症やADLについてディスカッションを行い、異なる職種の考え方や、同じ作業療法士としての意見を改めて聞くことができ、緊張の中にも非常に勉強になる時間を過ごすことができました。
認知症治療病棟の専従作業療法士として9年になりますが、それでもまだ知らなかった言葉や、異なる病院での作業療法士の役割などを知ることができました。
今回の研修会で学んだことを生かし、初心を忘れず、認知症高齢者やその御家族の生活の質維持向上を目的に、今後も患者様の支援、作業療法を行っていきたいと思います。
作業療法士:上野優