スタッフブログ インタビュー第6弾!~外来看護師~

こんにちは。これまでいろんな職種のスタッフにインタビューをしてきましたが、6回目の今回は外来看護師(課長)に焦点を合わせてみました。

院内で会うといつも笑顔で素敵な看護師という印象の課長。私もインタビューするのをとても楽しみにしていました。

外来看護師の甲斐美和子課長にインタビューしました。

  

1、看護師を目指すようになった理由を教えて下さい。

A,小さい頃は病院通いが多かったのですが、病院の匂いが好きでした。消毒液の匂いだったのでは?と思います。
高校一年生の時に学校の先生が「看護婦の仕事は人の役に立つ良い仕事だ」とおっしゃった事がきかっけで、看護師に興味を持つようになり、看護師になろうと決めました。

 

2,看護師の仕事で大変なこと、また看護師になって良かったなと感じる瞬間などがあれば教えて下さい。

A,大変なことは、人の命に関わる事もあるので、責任も緊張も感じますし、大変と思います。外来勤務をしているので毎日色々な方が来られます。疾患を持っているご本人、ご家族を含む周囲の方達、小児から高齢者の方が看護の対象です。定期的な受診や急を要する方等々。
診療科についても、精神科・内科・耳鼻科・整形外科等色々な方が来られますので、その方にあった対応が必要なので難しいです。また、生活を観察できる訳ではないので、把握が難しいです。時間の許す範囲で実際にご自宅に伺い訪問看護も行なっています。その方の生活を援助することはとても難しいです。
看護師になって良かったなと思う事は、医学、看護について知識が、子育て、家庭でも役にたつこともあるので、看護師になって良かったと思います。自分の健康管理にも役立てないといけないですね。

 

3,外来の看護師として気をつけていること、または、モットーなどがあれば教えて下さい。

A,外来勤務なので、先生方の診察がスムーズに行えるように気をつけています。診察室に案内するまでに必要な検査や情報収集(受診理由の把握や体温や血圧等の測定)をすることで、診察がスムーズに出来る様になり、診察時間が有効に使え、待ち時間の短縮に繋がるのではと思います。
また、月並みですが、挨拶と笑顔を大切にしています。診察を受ける方の中には心配や不安な気持ちを抱いている方もおられると思うので、皆さんが安心して診察を受けられるよう、困っていること、思っていることをお話出来るように手助け出来ればと思います。

 

4,では、プライベートな質問にいきたいと思いますが、趣味や休日の過ごし方を教えて下さい。

A,休日は寮に入っている高校生の息子に会いに行ったり、部活の応援行くことが多かったです。その息子はこの夏で部活を引退してしまったので、何か趣味を見つけようと、考えていた所です。小さい頃から、細々とした物を作るのが好きで、数年間作りかけにしていたビーズの小物を作ったりしています。アクセサリーを作るのも好きです。その他は綺麗なものを見るのが好きで、絵心はないのですが、美術館に絵を見に行ったりもしています。年に1~2回ですけど。最近では、「いわさきちひろ展」「モネ・ルノワールからピカソまで」藤代清治「光と影のファンタジー」を見に行きました。

 

5,最後に今後の目標(看護師として、プライベートな)目標があれば教えて下さい。

A,看護師として、プライベートな目標はあまり考えたことがなかったのですが…常に変わっていく世の中の流れに取り残されないように、新しい知識に触れるように努力は続けたいと思っています。研修に行ったり、本を読んだり。新しいものをキャッチするアンテナを張り続けようと思います。
今回、インタビューを受けるに辺り、看護師を志した気持ちを思い返したり、日々の看護に対する思いを深める事が出来ました。忙しい忙しいと置き去りになっていたことを改めて触れる機会を作ってくださった事に感謝します。

  

 

普段から外来課課長としてとても忙しそうな甲斐課長。上記の仕事以外にも精神科デイケア(フレッシュハート)や重度認知症患者デイケア(しおさい)の統括もしていらっしゃいます。

私達、部下にも気遣いを多くしてくださいます。

看護師になって27年目のベテランの甲斐課長、インタビューを受けて、常に患者様の立場になり、向上心をもって走ってらっしゃる方なんだなと実感するとともに、私もとても勉強になりました。

 

来月もお楽しみに!

                                  インタビューアー:上野優