インタビュー第4弾! ~看護部長編~

こんにちは。毎月お届けしています、吉田病院で働く人々。今回は、当病院の看護部を統括している「松川好利」看護部長です。先月までの医師とは違った看護師の仕事について質問をしてきました。

Q.普段の業務内容を教えてください。
A.一日の業務内容としては、主に看護管理を行っています。この看護管理には看護部の目標など業務に関する労務、経営、医療安全などがあり、各部署に対する点検・巡回も行っています。また、危機管理として医療事故や天災に対するマネジメントにも取り組んでいます。職員の接遇も踏まえて行っています。

Q.看護師を志したきかっけは何でしたか?
A.母の友人が看護師(当時では看護婦)をしていて、その方に勧められたことがきっかけとなり当時は軽い気持ちで看護学校に入学したのが始まりでした。男性の看護師がまだ少ない状況であり、周りは女性ばかりで、高校の先生にも「進学を考え直してみては?」と言われたことを覚えています。あっという間に看護師歴29年目となりました。

Q.今までで一番印象に残っている出来事、また看護師の仕事のやりがいは何ですか?
A.自分の考えている看護計画通りに患者様が回復、退院する時や、その後の通院の際に再会して声をかけられたときは喜びを感じます。
私が若い頃、当院理事長をはじめ多くの先生方の近くで業務に就くことができ、得るものが大きくそれを糧に従事してきました。
看護記録やカルテの記載方法の変更に伴う委員会の起ち上げや、年一回院内で行っている「院内研修発表会」を始めたことなどはやりがいのある業務でした。

Q.尊敬する人はいらっしゃいますか?
A.年齢に関係なく好きなことを一生懸命している人です。自分の趣味や遊びに夢中になっている人は素敵だと思います。もちろん、仕事があってこその趣味ですけどね。

Q.趣味などプライベートについて少しお聞かせください。
A.ゴルフに自転車、DVD収集など多数ありますが、特にフライフィッシング(釣り)によく行きます。渓流でのヤマメ釣りであるフライフィッシングは、その日の天気や気温、水温、水流など様々な条件が一致しなければならず、いわば自然科学ですね。長い間に天候などのデータを取り続け、そのデータを基に釣り方に合わせた「フライ(疑似餌)」を手作りして臨みます。五ヶ瀬の支流のデータはすべて把握しています。魚が餌に食いつく瞬間は気分が高まりますし、渓流はとても気持ちが良く、なんといっても自然の中で食べるおにぎりがまた格別です。

Q.最後に今後の目標などを教えてください。
A.当院を牽引している理事長に続けるよう、看護師一人一人が知識や技術を向上させ看護部全体がレベルアップしていくように取り組んできたいと思います。

 

看護部門全般を管理され真剣な表情でインタビューに答えていただいた松川看護部長ですが、“フライフィッシングについて熱く語る”という院内で見かける姿とは違った一面を見ることができました。

 

来月はどんなお話が聞けるのでしょうか。

 

インタビュアー:広報委員 野口隆史