こんにちは。吉田病院で働く人々。第5回目となる今回は外来患者様の相談窓口となる地域連携室に所属されており、「看護師」「精神保健福祉士」の両方の資格を持っておられる甲斐義章課長にインタビューをしたいと思います。
Q:吉田病院に入社して何年になりますか?また看護師を志したきっかけを教えて下さい。
A:昭和52年に入社し、今年で37年目になります。今となってはあっという間だった気がしますね。私が当院に入社するきっかけとなったのは野球部の存在があったからです。当時は昭和54年の宮崎国体に向けて力を入れている時でしたので、練習、練習の毎日でした。看護師という職種を意識し始めたのは27歳の頃、看護学校に入学してから徐々に看護の道への意識が高くなった様に思います。
Q:所属されている連携室には精神保健福祉士(PSW)が配属されていますが、主にどういった業務、役割があるのでしょうか?
A:入退院の手続き、家族への連絡調整、電話相談、訪問看護、必要書類の作成、地域(市町村、公的機関)との関係作り、社会資源の提供など様々な業務がありますが、病院と地域を繋げることが一番大切な役割だと考えています。
Q:甲斐課長は看護師と精神保健福祉士(PSW)の資格両方を取得されていますが、どのような経緯で精神保健福祉士の資格を取ろうと思われたのですか?また、各職種においてのやりがいや、今後求められるスキルなどがありましたら教えてください。
A:精神保健福祉士の資格を取得するきっかけとなったのは当時の事務長からの薦めでした。今後は医療面だけでなく、医療福祉の面においても知識が必要となってくることを見据えた上での薦めでした。結果、両方の知識を得ることができ、病棟に勤務している時も患者様に社会資源の提供を行うことができ役に立てたことは大変嬉しかったです。
看護師としてのやりがいとしてまず挙げられることは患者様に対して直接的なケアができるということでしょうか。身の周りの世話ができ、患者様と常に過ごすことができることは看護師として大変やりがいを感じることができると思います。また、精神保健福祉士においては今年法改正があり、退院支援業務が増えたことによって業務上の負担は増えていくとは思いますが、やりがいも大きくなっていくと感じています。
今後求められるスキル、、、難しいですが、看護師、精神保健福祉士共に必要とされるものはやはりコミュニケーション力ではないでしょうか。患者様と接する上で愛情・忍耐・根気、私はこの3つを大切にして患者様と接する様に心がけています。
Q:プライベートについて少しお話を伺いたいと思います。お休みの日などは何をして過ごされていますか?
A:う~ん。今のところ野球部が生活の中心となっているので休みはあまりないのですが、たまにある休み日には孫と遊んだり、自宅でのんびり映画を観たりしていますね。映画はアクション系が大好きです。特にダイナミックな作品よりも特殊部隊などの細かい描写がされているものなどが好きですね。
Q:甲斐課長は長年野球をされており、現在は当院の野球部監督を務められていらっしゃいますが今後の展望などがありましたらお聞かせ下さい。
A:それは、もちろん全国大会出場です!!私自身も全国大会に行った経験があり、その時の感動は今でも忘れられません。当院の選手達にも是非あの感動を味わって欲しいですね。その為には日々の練習を頑張っていくのみです!!
甲斐課長は普段からおやじギャグを連発して私達部下を和ませてくださいますが、今回のインタビューでは看護師、精神保健福祉士の今後について熱く語っていただくことができました。特に野球について語る課長の表情は本当に真剣で、いきいきとしておられたことが印象的でした。
来月は薬剤課課長にインタビュー予定です。どんなお話しが聞けるのでしょうか。
インタビュアー:広報委員 桐原沙千代