年の晩にはちらし寿司や年越しそば、1日からは塩ゆでのエビや栗きんとん、数の子の和え物など、1年のうちでお正月のみ提供される料理が目白押しです!
例年、1ヶ月以上前から献立の内容決めや、食材の選定など準備を行います。
普段は使用しない食材は、受注発注製造であったり、輸入物であったりで、納品日に間に合わない事や、自然災害などで野菜が不足となった事も。
過去にはカブが不作で漬物の菊花カブが手に入らない等のトラブルもありました。
おせち料理の食材やメニューには、それぞれ五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。そのため、大きくは変えず、少しずつ変化をつけています。日本ならではの季節感を大切にしていきたいと思っています。
長期で入院されている患者様も、1年に1回だけ登場する献立を楽しみにされていて、
『今年も年越しそばが美味しかった』『伊達巻きが出ると正月を感じるね』などのご意見を頂く事ができました。
また、今年の節分には恵方巻きをイメージしてミニロールケーキを提供しました。ケーキは、クリスマスのおやつに登場する事はあっても、献立に取り入れたのは初の試みでした。見た目もかわいく、好評でした!
これからも安全を考慮しながら患者様のご要望を取り入れていきます。