長く寒い冬が終わり、春がやってきました。
新緑が眩しく、爽やかな陽気で満ち溢れていますね。
そんな楽しみなはずの春ですが、実はこころの不調をきたしやすい時期でもあります。
入学・入社・別れ・新しい出会い・・・「新生活」に慣れるために沢山のエネルギーを使い、小さな疲れが少しずつ溜まっていってしまいます。
健康な人でも疲れてしまうのですから、元々疲れが溜まりがちだった人はもっとダメージを受けることとなります。
「五月病」も、ゴールデンウィークを迎えてホッと気が緩み、疲れが溜まっていたことに気づいたり気力のなさを感じたりする症状ですね。
不調を癒すためには休息を取ることが何よりも大事な対処法です。しかし、休息を取ってもなかなか調子が戻らないとき、身体がSOSのサインを出しているのかもしれません。
◯悩みを話す
話しても解決しない、と思って悩みを打ち明けない方も多いです。しかし、話してみると気持ちが整理されて、気づいていなかったことに気づいたり、外に吐き出したことで楽になったりします。
◯好きなこと・楽しいことをする
勉強しなきゃ、追いつかなきゃ、頑張らなきゃ、と気を張っていると、自分の時間を楽しむことを忘れていたり、後回しにしたりしがちです。あなたが好きなことは何ですか?やりたかったことは何ですか?思い切って楽しんでしまいましょう。
◯目標を立て直そう
目先の小さなことからスモールステップで着実にスキルアップできるように目標を立て直してみましょう。背伸びをしすぎた目標を立てていたことに気づくこともあります。
なかなか調子が戻らないときは、うつの初期症状かもしれません。いつもとなんだか違うな、と感じた時にはかかりつけのお医者さんや、心療内科や精神科に相談してみてくださいね。