認知症治療病棟で保育園児との「ふれあい会」を行いました。

毎日暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は当院の認知症治療病棟で行われている活動について御紹介したいと思います。

毎日の作業療法活動として、散歩、園芸活動、調理活動、回想法、風船バレー、カラオケ等様々な事を行っています。その中で一番患者様が楽しみにしているのが「ふれあい会」です。毎月近隣の保育園に協力してもらい、子どもたちに踊りや歌を発表してもらっています。

普段、他者との交流が少ない患者様にとって、子どもたちとふれあえることは、とても刺激になっています。いつもはあまり物事に関心を示さない患者様もずっと座って園児を見つめ、園児と握手をする際は涙を流し「嬉しい、嬉しい」と喜ぶ姿が見られます。

認知症の患者様は新たなことを覚えるのが難しく、その日にあった事を忘れてしまう事もありますが、喜怒哀楽の感情は覚えているといわれています。そのことを私は念頭に置き、「患者様に楽しい一瞬一瞬を」「残存機能の維持」をモットーに患者様へ毎日の作業療法を行っています。
入院中の患者様やその御家族が安心して穏やかに過ごせるように、これからも一生懸命患者様と共に充実した作業療法を行っていきたいと思います。

認知症治療病棟作業療法士 上野