「適度な飲酒」についてお話ししたいと思います。厚生労働省が推進する「健康日本21」では節度ある適切な飲酒量が示されています。成人男性の場合、お酒に含まれるアルコール量(純アルコール量)で1日約20g程度とされています(女性はその1/2~1/3程度)。これはビール500ml、20℃の焼酎で125ml、25℃の焼酎で100mlに相当します。焼酎は1合180mlですので、20℃だと約0.7合、25℃だと約0.5合ということになります。簡単に越えてしまう方も多いのではないでしょうか?
また、1日あたりの純アルコール摂取量が40g(女性で20g)を越えると生活習慣病などの健康障害リスクが高まると定義されています。
この基準を超える飲酒行動をとり続けることでアルコール依存症へ一歩ずつ近づいていることになります。