「精神障害にも対応した地域包括システム構築に向けた研修会」という事で、今回3回目の開催になります。
今回は、「問題解決しない検討会」研究協力者の前田大輝さん(医療法人見松会あきやま記念病院/長崎県)が ファシリテーターとして、ご参加くださいました。
アルコール依存症の事例をもとにした検討会で、温かい雰囲気の中、皆さんと一緒に
○○さんって、どんな人なんだろう・・とイメージ作りは進みます。
オンラインからも、研究協力者の先生方がご参加くださり、この事例検討会に対する熱い想いも聞くことが出来ました。
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“オンライン参加
・田中和彦さん/日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授
・西念奈津江さん/北陸HIV情報センターソーシャルワーカー(精神保健福祉士・公認心理師)
・菅原直美さん/吉祥寺リネン法律事務所 弁護士”
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どうして飲むんだろう・・どうしたらやめられるんだろう・・・と、なりがちですが、
やらない為にどうするかではなく、あなたはどんな人なんですか?という事を聞くようにしたら、少しずつ自分の事を話してくれるようになり・・・
その人の物語を知る事で、アルコールに依存してしまっているという目の前の課題だけでなく、色々な事が重なって、こうなるしかなかったんだ・・とその方の背景が見えてきます。
この検討会は【ツール】ではなく【ソウル】目の前にある困りごとは一旦置いといて、人に眼差しを向けるあなたの想いに近づきたいと願いながら、寄り添い続ける・・・そんな想いが込められています。
南部基幹センターでは様々な相談を受けています。障がいを持った方、またその家族の為の相談窓口として社会にとけ込み自立した生活を送れるように、必要な情報提供を行っていますので、お気軽にご相談下さい。