「精神障害にも対応した地域包括システム構築に向けた研修会」という事で、今回4回目の開催になります。
事例検討会に入る前に、オリエンテーションで「問題解決しない事例検討会」とは・・・
との話しがありました。
問題解決しない事例検討会の目的は、本人に対する理解を深めること。
今回は、検討会をするにあたって、大切にしている姿勢の一つを紹介します。
①「困った人」ではなく「困っている人」
関わりに行き詰ったとき、目の前にいる方が「困った人」に思えてしまうことがよくあります。
ここでは、「困った人」ではなく「困っている人」と捉えなおします。
「困った人」にどう対処しようか、「問題」をどう解決しようかと考えるのではなく、
「どんな人かな?・・何に困っているんだろう?・・何を望んでいるんだろう?・・」と、
目の前にいる「困っている人」に対する理解を深めることに焦点をあてて、 私たちなりの仮説(~~なのではないかな?)を立てていきます。大切にしている姿勢は、全部で4つあるので、また次回ご紹介したいと思います。
今回は、宮崎県障がい福祉課からも、参加をしてくださいました。色々な方に興味を持って頂けると嬉しいです。
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オンライン参加
・福田貴博氏/医療法人見松会あきやま記念病院(医師)
・西念奈津江氏/北陸HIV情報センターソーシャルワーカー(精神保健福祉士・公認心理師)
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